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ColdFireによる熱サイクル処理(THE COLD FIRE THERMAL CYCLING PROCESS) とは、各物質自信の持つ特性並びにその性能を劇的に変化向上させる発明で、鉄・非鉄金属等のあらゆる金属、合金、カーバイド、プラスチック(ナイロン&テフロンを含みます)、セラミックにその驚くべき効果をもたらします。この熱サイクル処理に要する時間は用途と用法により異なり、約12〜24時間で完了いたします。

ColdFireの熱処理サイクルは、独自の熱サイクル曲線を各々の処理される物質に与えるものです。この熱サイクル(温度変化)はコンピュータープログラムにより厳密に管理され、他の熱処理方法では類を見ない絶対的に安定したプロセスでもあります。

ColdFireの熱サイクルプログラムは、処理を施す物質(品物)をColdfire社の特別な装置に入れ、 下は-200°C (-330° F) から-75°C (-100°F)、上は+225°C (440°F)の温度間を循環させるものです。
処理される物質はまず最初に通常の熱処理同様の金属変性が起こります。その後、コンピュータプログラムによって装置内の温度を下げていきます。品物毎に異なる最適なサイクルがコンピュータ-による厳密な
管理のもとに施され、各々の品物に最大限の効果をもたらします。また、熱ショックによる形状変化は勿論ありません。

Coldfireの熱サイクル処理は物体全体の基質(マトリック)を変換させるもので、表面処理ではありません。それは処理される物体の全体積に施され、強度を増し、耐用性を劇的に向上させ、処理した物体の耐用(LIFE)を延ばします。また、このColdfire熱処理は硬度には影響を与えません、よって、処理した物体の強度が大幅にアップしても、もろくなる事はありません。-200°C (-330° F) の超低温処理が、様々な自動車機器、機械部品、切削機器等の強度と耐用性を大幅に向上させます。 また、この事により、修理・交換等のメインテナンスコストも大幅に減らす事ができます。

各物質内の基質を変換させる為には、「分子再配列」、「電子層」、「オーステナイトからマルテンサイトへの変換」が必要です。Coldfireの熱サイクル処理によりマルテンサイトへ変換した基質内には、小さなカーバイト粒が形成されています。この事が、硬度(マクロ硬度)を殆ど変えずに強度を強くする事ができる要因です。

Coldfire熱処理を施された金属の硬度は、静硬度テスターでは変わりません。が、ダイナミック硬度テスターによる検査では硬度もアップしています。これはColdfireの熱処理が、各物質の弾性に影響を与え、それが結果として引っ張り強度を増加させている為です。
金属コンポジションの測定検査上に大きな変化は見られませんが、 -200°C (-300°F)での処理が劇的な結果をだします。例えば、Coldfire熱処理をされた機器の耐久性は増し、同じ機器が従来比で 200% から300%その寿命を延ばします。別紙のデータはオーストラリアBHP社でスリッター刃をColdFire処理したものvs通常の物との耐用回数を比較したデータです。シート1.は耐用回数そのままのデータ、シート2.はスリットした鉄の厚さを同じ0.4mmだった場合に調整した数値です。ここでもColdFireの驚くべき効果をご覧いただけるものと存じます。

                                  

                          



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